世界自然遺産:済州火山島と溶岩洞窟群 ― 壮大な火山景観が広がる特別な島

WORLD NATURAL HERITAGE: Jeju Volcanic Island and Lava Tubes - an extraordinary island of dramatic volcanic landscapes

観光地として人気の済州島は、盾状火山、溶岩洞窟、凝灰丘を擁し、訪れる人々に地球の地形が進化してきた姿を垣間見せてくれます。

<漢拏山白鹿潭 湖をたたえた火口>

大韓民国最南端の地である済州島は、国内外の観光客に人気の高い島として世界的に知られています。まぎれもない美しさを備え、韓国の四季の輝きを堪能できる国内有数の場所であると同時に、地球の歴史を物語る火山島としても知られています。この島は、約120万年前に始まった火山活動の結果、海底から成長して形成されました。

<コムンオルム溶岩洞窟系>

済州島には主に3つの見どころがあります。コムンオルムは、色彩豊かな炭酸塩の天井と床、そして暗色の溶岩壁を備え、地球上でも屈指の溶岩洞窟群とされています。海からそびえ立つ要塞のような城山日出峰凝灰丘は、劇的な景観をもたらします。そして、標高1,950メートルで韓国最高峰の漢拏山は、絵画のように美しい滝、多様な形状の岩石層、湖をたたえた火口を誇ります。

<漢拏山>

火山活動によって生まれた済州島の多様な火山景観は、現在もなお形成が続いており、訪れる価値の高い場所です。これらには、漢拏山周辺に見られる盾状火山、城山日出峰凝灰丘に代表される小規模な寄生火山、そして玄武岩質溶岩流の中に形成された溶岩洞窟が含まれます。これらの火山地形は総じて、世界の自然保護地域の重要な一部を成しています。
済州島では、鳥類やヒト族の足跡化石も発見されています。一部の溶岩洞窟には先史時代の人々が使用した遺物が残されており、科学者たちは、島の初期の住民がこれらの溶岩洞窟を避難場所、あるいは神聖な場所として利用していたと考えています。

<城山日出峰(サンライズピーク)凝灰丘>

<龍泉洞窟のミレニアム湖>

<タンチョムル洞窟>

<柱状節理(火山岩層)崖>

<龍頭岩(ドラゴンヘッド・ロック)>

<城山日出峰(サンライズピーク)凝灰丘>

* 写真提供:済州特別自治道および韓国観光公社。